今回は「メンテナンス」をお題にkawa-kawa内情をご紹介いたします。
kawa-kawaのモノづくりを支えているのは、まぎれまなく「職人さん」たちです。
「設計する人」、「裁断する人」、「縫製する人」、「仕上げする人」がいて、kawa-kawa製品は世に出ていきます。
その職人さんの手によって、強度面も充分に考慮して作られているのですが、使い込むうちにやはりメンテナンスが必要になってきます。
kawa-kawa製品は「自社工場」で作っているので、メンテナンス(お修理)もその工場で行っていますので、その様子をご紹介。
これはお財布のお修理です。 ファスナーを新しいものに付け替えるために縫い目をほどいて解体中。
普段は指の届かない所にたまったほこりなんかも丁寧に取り除いています。 ガムテープでぺたぺたと。
続いてこちらはwetシリーズのリュックのお修理です。
こちらもファスナーが裂けてしまい、新しいファスナーに取り換えるというお修理です。
画面下が新しいファスナーで、その上に写っているのが取り外したファスナー。
長く使っていると本体の素材はそこまで傷んでなくても部分的なパーツが破損してしまうことはよくあるんですね。
ちなみにこれはそのリュックのショルダーベルトの付根部の裏側
解体しなければ見えない所ですが、力のかかる箇所なのできちんと補強しています!しかも革で!
さすがkawa-kawaだと自負。
リアルタイムで撮影したので、お修理完了後の写真が撮れていませんが、もうまもなく出来上がり。
ちなみに、こんなお修理が来ることもあります。
革表面に「ボールペン跡」・・・
しかしながら、ボールペン跡はなかなか取れないんです。
素材に染み込んでしまって、脱色すると革の染料も抜けてしまうので、なかなかの強敵です。
方法としては上から革の染料を吹き付けて消してしまうのですが、費用も時間も要してしまうので、皆さんもボールペンにはご注意くださいませ。
あと補足として、ご注意頂きたいのが「ウェットティッシュ」や「洗顔シート」などで革表面についた汚れを落とそうとすること。
革の種類にもよりますが、「ウェットティッシュ」はアルコールやエタノールなどの成分が入っていることが多く、革によっては表面が白っぽく反応してしまって、乾いても元の色に戻らないことがあります。
以前は「ウェットティッシュ」は単に水を含んだ濡れたティッシュだと思ってたんですが、よく考えるとそれだと少しの隙間で速乾ですね。
「赤ちゃんのおしりふき」なんかは水分99%とか見たことあるので、それは優秀なんでしょう。
少し脱線しましたが、kawa-kawaでは「メンテナンス」も自社で責任をもって行っております!
もしお手持ちのkawa-kawa製品で気になる点があれば、いつでもお問い合わせくださいませ。
出来る限りご要望にお応えしたいと思いますので、長くご使用頂いているものでもご遠慮なく。
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