kawa-kawa は「自社製造工場」を大阪市東住吉区に構えています。
ここではハンドバッグ製造における各工程と専用機材をご紹介します。
裁断
◆クリッカー
「抜き型(タガネ)」と呼ばれるパーツの形状ごとの刃付金属で圧力をかけて素材を押し切ります。
革の地の目や部位に応じて各パーツを1枚ずつ裁断します。
◆裁断機
大きなパーツや長いパーツもこの大型機材でスパッと裁断します。
手をはさまないように慎重に。
接着
◆ゴムのりマシン
素材同士の貼り合わせ箇所や折り返したい部分に接着剤(ゴムのり)を塗布します。
無駄・ムラなく均等に塗る技術を要します。
◆プレスローラー
貼り合わせを強固に行うために、圧力をかけ剥がれにくくします。
ショルダーストラップには必須工程です。
ニス
◆ニス塗りマシン
革の断面(コバ)に下塗りをしたり、仕上げ塗りを行います。
見た目の平滑さと耐久性でkawa-kawaのコバ塗りは高い評価を得ています。
製品のクオリティを左右する大切な工程です。
漉き
◆漉き機
革加工において非常に重要な革の厚みを薄くする機材です。
折り返す部分や重ねる部分など仕様に応じて角度を変えています。
ミシン
◆平ミシン
◆腕ミシン
家庭用とは異なる馬力のある工業用ミシンで、各パーツを縫い合わせ立体成型します。
形状や素材に合わせ、種類の異なるミシンで縫製します。
一針、一針、慎重かつスピーディーに。
仕上げ
◆検品・仕上げ
指示書通りに仕上がっているか厳しくチェックします。
吸湿効果や型を整えるため新聞紙等を用いてあんこ詰めを行います。
主に革製品は型崩れを防ぐために箱に入れて仕上げます。
kawa-kawaではひとつの製品をひとつ屋根の下で裁断から仕上げまで行っています。
職人の長年の経験やひとりひとりの気付きと向上心が製品クオリティを高めています。
kawa-kawaに携わるすべての人に感謝。