2019年も残すところわずかとなり、ブログも今回で第19回目をむかえます。
1週後ろにずれてたら、19回目が2019年最終週で20回目が2020年初めの週となったのに。
そうすれば区切りとして非常に良かったのですが、そこまで計算しておりませんでした。
気付いてしまっただけに少し悔しい。
ということで、今回は昨日ホームページで公開しました「kawa-kawa 2020 Spring&Summer Collection」について。
シーズンテーマは「AGAIN」
世界中から日本が注目される2020年
kawa-kawaはあらためて「日本品質」に重きをおき、日本製素材を厳選することから始めました
日本の気候や習わしを視野に入れ、サイズ感・重量感に至るまでを追求し、ファッションの在り方を表現しています
ブランド設立15周年を終えた2020年は、これまでに培ったkawa-kawaとしての「温故知新」を図ったコレクションです
これが公表している内容になりますが、もう少し解説いたしますと。
j実のところは「Shine Again」-もう一度輝く- という命題を基にディレクションを作成しています。
ブランド発足後、15年経過しkawa-kawaも少しばかり置きにいったデザインというか、この素材をこういう感じの型でデザインすればこうなるなと、これまでに培った経験則で落とし込む部分がやや出てきました。
そうした中でブランドの立ち上げ期をあらためて思い返してみると、当時は「何これ?」「変わってるなー」「こんなん初めて見た!」というお客さまからの言葉が最高の誉め言葉であり、モノ作りの原動力になっていました。
なので、今回のコレクションはもう一度その頃の気持ちに立ち返り、素材収集~デザイン~パターンメイキングに挑んでいます。
上記で述べたのは作り手側の気持ちですが、受けて側のお客さまにも、今現在とは違うあの頃の「ファッションの楽しみ方」を思い出してもらって、「なんか懐かしいな」とか「ファッションってこんな感じだったな」という気持ちになってくれたら、また楽しくなるね!という想いを込めています。
近年はファストファッションの台頭で「ファッション」と「日用品」の区別がつかないようになってきていますが、やはり「ファッション」とは自分の気持ちをクッと高めるものでありたいし、自分自身を美しく&格好良く演出するものでなくてはならないと私個人は思っています。
消耗品のように次、次と消化していくものではなく、その時の自分の趣向やライフスタイルに合わせて吟味して選んで楽しむものだと思っています。
私のクローゼットにはその時頑張って買ったものや、ほれ込んで買ったものが多くあります。
サイズアウトしているものも少々…
でも、その時に欲しくて欲しくて手に入れたものだからこそ大切にしています。
そしていつかまたという気持ちがあります。
少し長くなりましたが、今回のテーマの「AGAIN」は単なるリバイバルではなく、デザインを通じて「ファッションの在り方」を思い返してもらって、熱くなってくれたら良いなというコンセプトになっています。
2020年は「オリンピック」で日本のグローバル化は更に進むでしょうし、「5G」により新しいメディアが登場し、目にするものやお金の使い方が、また更に進化?変化していくであろう時代だからこそ、「おしゃれが楽しい!頑張ってたあの頃を思い出しましょうよ!」というデザイナーの想いが詰まったコレクションです。
デザイナーの想いと私の主観&読み解きをまとめてみたのですが、書いて、消して、足して、引いて、順番変えて、また戻してしたので誤字・脱字がありそうですがご容赦くださいませ。
では本日リリースした新作をご紹介!
No.494「kuchigane」角型2WAYバッグ!
角型ですっきりとしたデザインです。2018年に生産休止しましたが、みなさまのありがたいご要望(再販希望)をいただき、この度リバイバルしました!
S/S発表ですが、もちろんオールシーズン使えます。
ふんわりとしたコーディネートでも合い、シャープな仕立てで社交的な場面でも使えます。斜め掛けのショルダーベルトは取り外し可能です。
No.1164「kuchigane」2WAYポシェット!
こちらは新型です。薄マチでかさばらず上品なサイズです。
斜め掛けの時は革ベルト、しゃなりとする時はチェーンベルトで。
こちらは新型です。
No.494同様にシャープなシルエットなので社交的な場面でも使えます。
アパレル販売員さんにもオススメできますね。
では今回はこのへんで。
少々早いですがメリークリスマス!
ブログ用にとツリーを色々撮りましたが、私個人的には今年はこれが一番良かったかなと。
~東京ミッドタウンにて撮影~
今年も残すところあとわずか。